リレー日記 2013/2
発つブタ後を濁す
投稿日時:2013/02/19(火) 17:42
荻原です。またしても更新を長いこと止めてしまいました。
すでに新チームも動き出した頃に卒業生が締めくくりを書くとは・・・・ごめんなさい (・ω<) シュリペロ
まず、今年チームが大変お世話になった方々への感謝を書かねばいけません。遠いところまで駆けつけて応援してくださり、
経済的に多大な援助をいただきました
OB会の皆様、保護者の方々
そして、合同練習を何度も組んでくださった
千葉東高校ラグビー部の皆様
富士クラブの皆様
出光興産ラグビー部の皆様
県立千葉高校ラグビー部の皆様
本当にありがとうございました。皆様のお力添えがなければ、あそこまで戦い抜くことは決してできませんでした。皆様のご支援のもとラグビーをプレイできたことは、千葉大ラグビー部員一同にとって本当に幸せなことです。今年入れ替え戦まで進出し、4部昇格まであと一歩というところまで行った過程をひとつひとつ思い出してみると、自分の努力や苦労などは些細なものであったことを思い知らされ、そのご支援の多大さにただただ頭が下がるばかりです。
どうぞ、これからも千葉大学ラグビー部に変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げます。
さて、残りは後輩に向けて何かしら思ったり得たりしたことを書き残していこうと思います。(長々と書きますので興味ない人は読み飛ばしてください)
知ってのとおり千葉大学ラグビー部は、大学ラグビー全体としてみたとき、強いチームではありません。研究、修学にと多忙な大学生活を送る中、「ラグビーが好きだから」集まったチームには、どうしても限界があるようにも思えます。研究や授業、もしくは校外活動などで週4日の練習にも満足に人数が集まらないという時もあります。また、指導者がいないためプレーヤーが運営、作戦構成のすべてを担わねばならず、間違えやすかったり、方針がブレてしまいやすいということもあげられるかもしれません。
チームが強くなるにはどうしたらいいのだろう、と思った時、いつもこれらのことが目標への障害として意識されました。この壁を突破する鍵は、①チームメンバー全員で本気で考えることと、②前年まで積み上げてきたものを無駄にせずに生かしていくということだったように思います。
(①について)上級生や幹部が作戦を独自にたててそれをプレーヤーに伝える形でチーム作りをしようとしても、なかなか意図は伝わりにくいものだし、その作戦に対する不満もたまってしまいかねません。逆に、一人一人から意見や反論を幹部に投げかけて話し合ったほうがお互いに持っている構想は理解しあえるものになり、実際の試合において噛み合うものになりやすいと感じました。今年チームを盛り上げてくれたのは下級生のプレーヤーです。彼らがあそこまでがんばってくれたのは、自らの意見が取り入れられ、「自分もまたチームを作り上げているんだ」という意識があったからだといいなあ。思います。
自分が作ったと思えるチームでプレイできるのはとても気持ちのいいことですし、そのチームで勝てたときの喜びは一際大きいものでした!もちろんこれを達成することは簡単なことではありません。
下級生は能動的に考え、責任を持ってラグビーと向き合わなければいけません。幹部・上級生は自分が必死に考えた最良の策が批判を受けることを甘受どころか歓迎しなければなりませんし、積極的に下級生とコミュニケーションをとり続けなければいけません。
これを修学や研究と平行しながら部活において行うことは、絶対的な監督に率いられ、ラグビーのみに集中しているそこいらの強豪校にはなかなかできないことなのではないかと思います。今年はその雛形をつくるところまでは行けました。この先も、皆なら必ずできます。千葉大には千葉大なりの、他校にはない可能性があります。
(②について)「去年までの積み重ねを無駄にしない」。至極当たり前のことように聞こえますが、千葉大体育会系部活でチームを強くしたいと強く思っている人の中で半分くらいの人が「去年までのだめな体制をまずぶっ壊す」というようなことを言います。強くなりたい→チームを変えなきゃ→去年までの体制は壊す。とてもわかりやすいのですが、チームにはそれまで作り上げられ、積み重ねられてきた知識や雰囲気、記憶があります(伝統といわれるもの)。それらを全否定することは無益なことのように思います。
伝統によって規定される部分はチーム運営の上で必ずあります。それらすべてを否定しようとしたってできるはずもありません。大切なのは否定することではなく、「いま何がたりないか」を見つめ続けることです。(実はこんな説教くさいことを書いたのは、今年のチームに名宛人がいるからです。今年のチーム作りにものすごく尽力してくれた人だっただけにショックでした。今までのチーム全否定したっていいことないよ。)
まとめます。千葉大ラグビー部は強いチームでないかもしれませんが、独自の可能性や厚みを持っています。これを認識し、発展させることができれば、練習時間の制約や修学・研究との折り合いなどからくる「限界」も突破していけるものと思っています。そんな可能性を持った部活の一員として、誇りを持って千葉大ラグビー部で頑張ってくれたら、一人のOBとしてこれほどうれしいことはありません。
つ、疲れた・・・・・。
さてさて、いつもの調子に戻りまして。ひとつ、ビッグニュースがあります!
千葉大グラウンド人工芝化の予算がつきました!!
まさかこんなに早く実現するとは思いませんでした。来年度の予算がついたとのことですので、来年度中に着工することでしょう!
すでに新チームも動き出した頃に卒業生が締めくくりを書くとは・・・・ごめんなさい (・ω<) シュリペロ
まず、今年チームが大変お世話になった方々への感謝を書かねばいけません。遠いところまで駆けつけて応援してくださり、
経済的に多大な援助をいただきました
OB会の皆様、保護者の方々
そして、合同練習を何度も組んでくださった
千葉東高校ラグビー部の皆様
富士クラブの皆様
出光興産ラグビー部の皆様
県立千葉高校ラグビー部の皆様
本当にありがとうございました。皆様のお力添えがなければ、あそこまで戦い抜くことは決してできませんでした。皆様のご支援のもとラグビーをプレイできたことは、千葉大ラグビー部員一同にとって本当に幸せなことです。今年入れ替え戦まで進出し、4部昇格まであと一歩というところまで行った過程をひとつひとつ思い出してみると、自分の努力や苦労などは些細なものであったことを思い知らされ、そのご支援の多大さにただただ頭が下がるばかりです。
どうぞ、これからも千葉大学ラグビー部に変わらぬご支援をいただきますようお願い申し上げます。
さて、残りは後輩に向けて何かしら思ったり得たりしたことを書き残していこうと思います。(長々と書きますので興味ない人は読み飛ばしてください)
知ってのとおり千葉大学ラグビー部は、大学ラグビー全体としてみたとき、強いチームではありません。研究、修学にと多忙な大学生活を送る中、「ラグビーが好きだから」集まったチームには、どうしても限界があるようにも思えます。研究や授業、もしくは校外活動などで週4日の練習にも満足に人数が集まらないという時もあります。また、指導者がいないためプレーヤーが運営、作戦構成のすべてを担わねばならず、間違えやすかったり、方針がブレてしまいやすいということもあげられるかもしれません。
チームが強くなるにはどうしたらいいのだろう、と思った時、いつもこれらのことが目標への障害として意識されました。この壁を突破する鍵は、①チームメンバー全員で本気で考えることと、②前年まで積み上げてきたものを無駄にせずに生かしていくということだったように思います。
(①について)上級生や幹部が作戦を独自にたててそれをプレーヤーに伝える形でチーム作りをしようとしても、なかなか意図は伝わりにくいものだし、その作戦に対する不満もたまってしまいかねません。逆に、一人一人から意見や反論を幹部に投げかけて話し合ったほうがお互いに持っている構想は理解しあえるものになり、実際の試合において噛み合うものになりやすいと感じました。今年チームを盛り上げてくれたのは下級生のプレーヤーです。彼らがあそこまでがんばってくれたのは、自らの意見が取り入れられ、「自分もまたチームを作り上げているんだ」という意識があったからだと
自分が作ったと思えるチームでプレイできるのはとても気持ちのいいことですし、そのチームで勝てたときの喜びは一際大きいものでした!もちろんこれを達成することは簡単なことではありません。
下級生は能動的に考え、責任を持ってラグビーと向き合わなければいけません。幹部・上級生は自分が必死に考えた最良の策が批判を受けることを甘受どころか歓迎しなければなりませんし、積極的に下級生とコミュニケーションをとり続けなければいけません。
これを修学や研究と平行しながら部活において行うことは、絶対的な監督に率いられ、ラグビーのみに集中しているそこいらの強豪校にはなかなかできないことなのではないかと思います。今年はその雛形をつくるところまでは行けました。この先も、皆なら必ずできます。千葉大には千葉大なりの、他校にはない可能性があります。
(②について)「去年までの積み重ねを無駄にしない」。至極当たり前のことように聞こえますが、千葉大体育会系部活でチームを強くしたいと強く思っている人の中で半分くらいの人が「去年までのだめな体制をまずぶっ壊す」というようなことを言います。強くなりたい→チームを変えなきゃ→去年までの体制は壊す。とてもわかりやすいのですが、チームにはそれまで作り上げられ、積み重ねられてきた知識や雰囲気、記憶があります(伝統といわれるもの)。それらを全否定することは無益なことのように思います。
伝統によって規定される部分はチーム運営の上で必ずあります。それらすべてを否定しようとしたってできるはずもありません。大切なのは否定することではなく、「いま何がたりないか」を見つめ続けることです。(実はこんな説教くさいことを書いたのは、今年のチームに名宛人がいるからです。今年のチーム作りにものすごく尽力してくれた人だっただけにショックでした。今までのチーム全否定したっていいことないよ。)
まとめます。千葉大ラグビー部は強いチームでないかもしれませんが、独自の可能性や厚みを持っています。これを認識し、発展させることができれば、練習時間の制約や修学・研究との折り合いなどからくる「限界」も突破していけるものと思っています。そんな可能性を持った部活の一員として、誇りを持って千葉大ラグビー部で頑張ってくれたら、一人のOBとしてこれほどうれしいことはありません。
つ、疲れた・・・・・。
さてさて、いつもの調子に戻りまして。ひとつ、ビッグニュースがあります!