リレー日記
充実した夏の過ごし方大全
投稿日時:2022/07/21(木) 08:34
お久しぶりです、キャプテンからのご紹介に上がりました生粋の湘南ボーイ金目です。
今回は、皆様からのご期待にお応えするべく、湘南発祥の地(自称)に生を受け、海から徒歩1分の実家で育ち、神奈川県立湘南高等学校を卒業した文字どおりの生粋湘南ボーイことこの私が、楽しい夏の過ごし方をレクチャーします。
まず、最初に夏が来たらすること、それは、映画「サマーウォーズ」をみることです。
サマーウォーズなしで夏を迎えるなんてことはあってはなりません。それは、半袖短パンでエベレスト登頂に挑むような体たらくです。あまりにも怠惰で愚劣な行為です。一説によると、サマーウォーズを見ずに夏を迎えた大学生が、充実した夏休みを過ごすことのできる確率は、現在セ・リーグ首位のヤクルトが最下位まで転落する確率と同程度だそうです。つまりノーチャンスです。また一説によると、サマーウォーズが公開された2009年以前は、日本に夏は存在せず四季とは春・梅雨・秋・冬だったそうです。このことからも分かる通り、サマーウォーズを鑑賞することは、充実した夏を送るための最初にして最大のミッションなのです。さあ、皆さん、この日記を読む手を一度止めてサマーウォーズを見てきてください。
さて、サマーウォーズは見てきましたか。これで皆様の充実した夏はほぼ約束されました。おめでとうございます。
ここから先は、少しでも充実した夏を送るための湘南ならではの提案をいたします。ぜひ一つでも実践してみてください。
最初のご提案は、「サザンオールスターズの曲を聴きながら国道134号線をドライブ」です。
耳馴染みのない方のためにまずは国道134号線について解説します。国道134号線とは、何を隠そう私の生まれ育った町である中郡大磯町から海岸線を通り茅ヶ崎、江ノ島、鎌倉、葉山など数々の景勝地を巡りながら横須賀市に至るという日本屈指のパリピ系一般道です。ただドライブするだけで気持ちいいのですが、ここで、サザンオールスターズの曲を流せば、これであなたも立派な湘南Boy&Girlです。夕日を見ながら「希望の轍」を聴けば、たとえ経験したことがなくても、湘南で過ごした青春時代を思い出すことになるでしょう。他の曲じゃダメなのか?という声が聞こえてきました、が、野暮ですね。あの道はサザンを聴きながらドライブするためにあると言っても過言ではない、そんな雰囲気があります。今まで興味がなくサザンを聴いてこなかった方こそ、ぜひサザンを聴いてみてください。きっと最高の夏の思い出の1ページを華々しく飾ることになるでしょう。
次にすべきこと、それは俳句に触れることです。
みなさんは夏といったら何を思い浮かべますか?「夏といえば海!」こんなしょうもない連想ゲームをするのは小学生か埼玉県民くらいでしょう。いつもより少しだけ時間に余裕がある、そんな夏こそ文学作品を堪能するべきなのです。特段俳句は季語という素晴らしい文化を持っています。 歳時期を開いてみれば季語の海 です。みなさんご存知だとは思いますが、歳時期というのは季語辞典のようなものです。眺めるだけでどの季節にもジャンプすることができる、そんな本だと思っています。知らない言葉もたくさん記載されていることでしょう。「夏は海」のような安直な考えをしてしまう方はぜひこの夏に私と一緒に語彙力を育ててみるのはいかがでしょうか。語彙力を豊富にすることはひいては人生を豊かにするのだと私は確信しています。
自分で俳句を詠むのはハードルが高い、そんな方々もいらっしゃると思います。かく言う私もなかなか自分で俳句を詠むと言うのは敷居が高いものだなあと感じています。そんな時は、先人が残した名句を自分なりに咀嚼して味わうと言うということをおすすめしたいと思います。たとえば、誰もが知っている一句「閑けさや 岩にしみいる 蝉の声」ほとんどの人が聞いたことはあると思いますが、咀嚼したことがある人は、そう多くはないでしょう。これを詠んだとき、芭蕉は何を考えていたのか、「閑けさ」と「蝉の声」の対比の美しさ等々、考え始めればキリがないのでしょうが、そんなことをぼーっと考える夏があってもいいと思います。
最後に紹介すること、それはラグビーです。
上の話に繋がりますが、ラグビーは冬の季語です。俳句とは異なりますが、現代短歌の第一人者である佐佐木幸綱さんも、ラグビーに関する短歌をさまざま詠んでいます。ラグビーは、今やれっきとした季節を告げる風物詩なのです。何度も言うようで恐縮ですが、冬の季語です。これはどう言うことか、夏にラグビーをすれば日本の美しい四季を一夏で楽しむことができると言うことです。さあ、楕円球を持ってグラウンドを走り抜けましょう。
最後はこじつけのようになってしまいましたが、みなさんが充実した夏を過ごせることを私は心から祈っております。
さて、書きたいことをつらつら書いてしまいましたが、これはリレー日記なので誰かにバトンを渡さねばなりません。これもまたこじつけなのですが、海のない夏を過ごしてきた人の夏の過ごし方もぜひ聞いてみたいと思いました。ここは、湘南高校で試合をするときは、試合より終わった後の海を楽しみにしていた浦和高校出身の黒田くんに回したいと思います。試合の後に行く海はどうでしたか?
今回は、皆様からのご期待にお応えするべく、湘南発祥の地(自称)に生を受け、海から徒歩1分の実家で育ち、神奈川県立湘南高等学校を卒業した文字どおりの生粋湘南ボーイことこの私が、楽しい夏の過ごし方をレクチャーします。
まず、最初に夏が来たらすること、それは、映画「サマーウォーズ」をみることです。
サマーウォーズなしで夏を迎えるなんてことはあってはなりません。それは、半袖短パンでエベレスト登頂に挑むような体たらくです。あまりにも怠惰で愚劣な行為です。一説によると、サマーウォーズを見ずに夏を迎えた大学生が、充実した夏休みを過ごすことのできる確率は、現在セ・リーグ首位のヤクルトが最下位まで転落する確率と同程度だそうです。つまりノーチャンスです。また一説によると、サマーウォーズが公開された2009年以前は、日本に夏は存在せず四季とは春・梅雨・秋・冬だったそうです。このことからも分かる通り、サマーウォーズを鑑賞することは、充実した夏を送るための最初にして最大のミッションなのです。さあ、皆さん、この日記を読む手を一度止めてサマーウォーズを見てきてください。
さて、サマーウォーズは見てきましたか。これで皆様の充実した夏はほぼ約束されました。おめでとうございます。
ここから先は、少しでも充実した夏を送るための湘南ならではの提案をいたします。ぜひ一つでも実践してみてください。
最初のご提案は、「サザンオールスターズの曲を聴きながら国道134号線をドライブ」です。
耳馴染みのない方のためにまずは国道134号線について解説します。国道134号線とは、何を隠そう私の生まれ育った町である中郡大磯町から海岸線を通り茅ヶ崎、江ノ島、鎌倉、葉山など数々の景勝地を巡りながら横須賀市に至るという日本屈指のパリピ系一般道です。ただドライブするだけで気持ちいいのですが、ここで、サザンオールスターズの曲を流せば、これであなたも立派な湘南Boy&Girlです。夕日を見ながら「希望の轍」を聴けば、たとえ経験したことがなくても、湘南で過ごした青春時代を思い出すことになるでしょう。他の曲じゃダメなのか?という声が聞こえてきました、が、野暮ですね。あの道はサザンを聴きながらドライブするためにあると言っても過言ではない、そんな雰囲気があります。今まで興味がなくサザンを聴いてこなかった方こそ、ぜひサザンを聴いてみてください。きっと最高の夏の思い出の1ページを華々しく飾ることになるでしょう。
次にすべきこと、それは俳句に触れることです。
みなさんは夏といったら何を思い浮かべますか?「夏といえば海!」こんなしょうもない連想ゲームをするのは小学生か埼玉県民くらいでしょう。いつもより少しだけ時間に余裕がある、そんな夏こそ文学作品を堪能するべきなのです。特段俳句は季語という素晴らしい文化を持っています。 歳時期を開いてみれば季語の海 です。みなさんご存知だとは思いますが、歳時期というのは季語辞典のようなものです。眺めるだけでどの季節にもジャンプすることができる、そんな本だと思っています。知らない言葉もたくさん記載されていることでしょう。「夏は海」のような安直な考えをしてしまう方はぜひこの夏に私と一緒に語彙力を育ててみるのはいかがでしょうか。語彙力を豊富にすることはひいては人生を豊かにするのだと私は確信しています。
自分で俳句を詠むのはハードルが高い、そんな方々もいらっしゃると思います。かく言う私もなかなか自分で俳句を詠むと言うのは敷居が高いものだなあと感じています。そんな時は、先人が残した名句を自分なりに咀嚼して味わうと言うということをおすすめしたいと思います。たとえば、誰もが知っている一句「閑けさや 岩にしみいる 蝉の声」ほとんどの人が聞いたことはあると思いますが、咀嚼したことがある人は、そう多くはないでしょう。これを詠んだとき、芭蕉は何を考えていたのか、「閑けさ」と「蝉の声」の対比の美しさ等々、考え始めればキリがないのでしょうが、そんなことをぼーっと考える夏があってもいいと思います。
最後に紹介すること、それはラグビーです。
上の話に繋がりますが、ラグビーは冬の季語です。俳句とは異なりますが、現代短歌の第一人者である佐佐木幸綱さんも、ラグビーに関する短歌をさまざま詠んでいます。ラグビーは、今やれっきとした季節を告げる風物詩なのです。何度も言うようで恐縮ですが、冬の季語です。これはどう言うことか、夏にラグビーをすれば日本の美しい四季を一夏で楽しむことができると言うことです。さあ、楕円球を持ってグラウンドを走り抜けましょう。
最後はこじつけのようになってしまいましたが、みなさんが充実した夏を過ごせることを私は心から祈っております。
さて、書きたいことをつらつら書いてしまいましたが、これはリレー日記なので誰かにバトンを渡さねばなりません。これもまたこじつけなのですが、海のない夏を過ごしてきた人の夏の過ごし方もぜひ聞いてみたいと思いました。ここは、湘南高校で試合をするときは、試合より終わった後の海を楽しみにしていた浦和高校出身の黒田くんに回したいと思います。試合の後に行く海はどうでしたか?
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